星野源くん24歳まとめ(2005年)



◆テレビ


・2005年 1~3月 優しい時間 第3話(フジテレビ) 天野洋一役。


・2005年 2~3月 劇団演技者。 「眠れる森の死体」(フジテレビ)ヒロミ役。


・2005年 4~9月 +COLOR(フジテレビ)にてナレーション出演。自身初のナレーションレギュラー番組となる。


・2005年 4~6月 タイガー&ドラゴン(TBSテレビ)林屋亭どんつく役。


西田敏行さんが演じる「どん兵衛」の弟子で、坊主頭での出演。どん太(阿部サダヲさん)に馬鹿にされムッとしたどん吉(春風亭昇太)を常に諫めるという立場。


どん太のつまらないギャグにも愛想笑い等のフォローを入れている。ドラマの途中で二つ目に昇進した。


源くんは「大好きなドラマです」と振り返っている。


◆音楽


・2005年1月 SAKEROCK 1stシングル「穴を掘る/2、3人」(現在は廃盤)を発表。


・2005年6月 SAKEROCK 2ndアルバム「LIFE CYCLE」をカクバリズム(現在は廃盤)から発表。


このアルバムは、SAKEROCKが「癒し系」と評されることに驚きと怒りを覚えた源くんが「オシャレなカフェとかで流したら恥ずかしくなるようなCDにしてやる!」との思いを込めて制作された。


変なスキャットを意図的に多数入れるあたりから怒りが感じられる。


またジャズカントリーパンクオリエンタルなど様々なジャンルの音楽を組み合わせたり混ぜ合わせたりして何とも面白い誰にもできない何処にもないような音楽が詰め込まれている。


マリンバもこの頃からしっかり演奏している。


源くんがハワイの音楽にハマっていたこともあってか、スラックキーギター(ハワイのギターチューニングと奏法。およそ100種類のチューニングコードがあるといわれている)で作られた楽曲も収録されている(暇とあめ 旧題は信濃街)。



・この年、星野源ソロ名義で「ばかのうた」を自主製作する!


SAKEROCK結成時に「歌いたい」という気持ちはあったものの「バンドに迷惑がかかるんじゃないか…」と不安で何となく言い出せずインストバンドへ。


しかし、密かに歌を作り続けていた源くんに「ライヴで弾き語りしてみない?」と声がかかる。「これが最後かも知れないので記念に…」という想いと「何かに繋がってくれ!」という想いが入り混じって「ばかのうた」を作った。


このCDは手刷りで200枚。ばらばら、スーダラ節、次は何に産まれましょうか、ばかのうた、夜中唄などが収録されている。すべてはここから広がっていった!


後にソロアルバムにも収録された「ばかのうた」。



◆舞台


・2005年 5月 「アイスクリームマン」 (ザ・スズナリ 作・演出=岩松了


・2005年 10~11月 大人計画 ウーマンリブ Vol.9「七人の恋人」(東京 本多劇場、大阪 大阪厚生年金会館芸術ホール 作・演出=宮藤官九郎


「とっても思い出深い。コントも女装も劇中歌も初めてしっかりやらせていただきました楽しかったなぁ」と著している。